goodgoodが考える未来に向けた循環畜産の牧場経営 

自然生態系の中で循環して食糧生産をする循環畜産の牧場経営者。 

まず、阿蘇と北海道では、行っていることが違います。 

阿蘇では主に和牛の循環畜産を行っています。今回、主にご紹介する北海道は特別な町で実証の場になっています。例えば、和牛だけではなくて有用種もしくは外来種との交配を行っています。また、鹿・羊・豚内側畜種も含めて全て循環型に持ち込んでいこうという場になっています。 

飼料は、家畜が食べる飼料の生産現場で生産されています。その飼料を家畜が食べて糞をして、その糞がまた肥料になって餌が育つという風な循環の現場を敷地内で構築していっています。 

お客様には、その構築していった様を滞在していただきながら実感して最終的にはお肉として食事をいただいてもらうという形のコンテンツを作りたくて敷地内に宿泊施設の準備を進めていっているところです。 

実際に、循環自然生態系の中で循環して食糧生産をするということはやはりそのうちのテロワールを整えないといけないので百年くらいかかると思っています。 

僕は、百年後にオープンと偉そうに言っていますが、イタリアのスローフード協会の会長には百年は早すぎると言われています。本来であれば、300年かけるべきだと言われたりします。ヨーロッパでの循環型の農業は、そういった時間軸で取り組まれているものに挑戦しています。 

CONTENTS