地元素材にこだわり富良野食材が丸ごと入ったハンバーガー。雄大な船野の景色を眺めながらいただくハンバーガーは絶品。
株式会社FB
長谷川 晃平
僕が一番大切にしていることはしっかりと食べているお客様を想像することです。例えば、どんな顔して召し上がってくれるかなとか、商品をご購入いただいたお客様が家族の方が喜んでくれるかなとか想像します。自分の商品を食べているお客様のその瞬間を想像しながら毎日やっています。
僕のお店では頭文字に一つを除きすべて「F B」がつきます。「富良野バーガー」「富良野牧場」町田の「富良野バー」というイタリアン、「富良野ベーカリー」です。「富良野ワビスケ」だけ違いますが、全部「富良野●●」という名前をつけています。
作り方のこだわりは、例えば、添加物を使えば半日でできるものを2日3日かけてゆっくり作るということです。「変革をなるべく使わず、でも美味しい」これが加工品の中の王道で、目指していかなきゃいけないスタイルなのかなと思いながら日々励んでいます。
例としてハンバーガーをご紹介させていただきます。
まず、トマトとかレタスは、契約農家さんに毎朝取りに行って、その日もぎたてのレタストマトをハンバーガーに挟みます。
パンは自分でベーカリーショップをしています。富良野の小麦と富良野のとれた牛乳から作った無塩バターで作ったバンズに、その日採れたてのお野菜をのせます。それに自分が作った豚のハンバーグをのせます。
ハンバーグについてさらに説明するとハンバーグでは珍しいと思いますが、牛ではなく豚を使用しています。豚のハンバーグをつくった最初のきっかけはフレッシュな豚のひき肉で牛に負けないハンバーグはできないかなと思ったことです。そのため、毎日フレッシュなお肉挽いています。
その豚のハンバーグに僕が作っているベーコンが入って、それをバンズで挟むことで富良野バーガーの完成です。このことからわかるようにこのハンバーガーは全てにおいて富良野の食材を使っているということになります。
富良野の景色の中で、お客さんが見た範囲でできた食材で作っているハンバーガーを作るということをやりたかったのです。
是非、この場所に訪れてお食事をして頂きたいです。